Seminar/Column

セミナー/コラム

整形外科 Cadaver Workshop in Chiba <Spine>

Basic CAL course

更新日 2017.11.22

平成29年9月17日 開催

平成17年卒
稲毛 一秀

 平成29年9月17日、シニアレジデントを対象とし整形外科 Cadaver Workshop in Chiba <Spine> ~Basic~ が千葉大学Clinical Anatomy Lab(CAL)にて開催されました。

 今回も脊椎手術執刀の経験がほとんどないシニアレジデントの先生方が対象であり、基礎的な内容が主でしたが、指導側にまわった大学院生としても知識の再確認となり、非常に有意義ものとなりました。通常では行えない細かい解剖の確認をしながらの実習であり、実臨床に大きく役立つことが期待されるものとなりました。

 鈴木崇根先生を始めとするCALスタッフの先生方、およびCALの趣旨に同意し賛同して頂いた白菊会会員の方々に、改めて御礼申し上げます。また、主催頂いたNPO 法人 千葉医師研修支援ネットワーク事務局の方々に厚く御礼申し上げます。

参加者の声

整形外科シニアレジデント
武田 拓時

 今回、整形外科 Cadaver Workshop in Chiba <Spine> ~Basic~に参加させて頂きました。Cadaver Workshopでは実際の手術を想定して手技や解剖の確認を行うことが出来ます。実際の手術の感覚と非常に近く、教科書だけでは学びきれない細部の解剖や、手技にあたってのポイントなどをより実践に近い形で学ぶことが出来ました。それも一重にCALの理念に賛同し御献体頂きました白菊会の皆様のおかげと思います。ありがとうございました。またその意思を無駄にせぬよう、今回学んだことを社会に還元出来るよう、より一層精進してまいりたいと思います。

整形外科シニアレジデント
寺川 寛朗

 2017年9月17日に行われた「整形外科 Cadaver Workshop in Chiba <Spine> ~Basic ~」に参加させて頂きました。

 今回のCadaver Workshopでは腰椎グループ、頚椎グループの先生方にご指導いただき、脊椎手術での展開や後方除圧術、後方固定術について勉強させていただきました。

 教科書を読むだけではなかなか把握することのできない立体的な解剖を実際にみて、触れて学ぶことができ、非常に勉強になりました。また、シニアレジデントでは通常行う機会がない展開や除圧の手技を自分の手で行わせていただけたことで、今まで気がつかなかった手技の注意点や難しさを実感することができました。

 今回学ばせて頂いたことを診療で活かせるよう今後も精進していたいと思います。

 最後になりましが、このような貴重な機会を与えてくださいました白菊会会員の皆様、CALスタッフの皆様、NPO法人千葉医師研修支援ネットワークの皆様、腰椎グループ・脊椎グループの先生方に感謝申し上げます。ありがとうございました。