Dr. Richard Hynes ご来葉のお知らせ

更新日 2017.9.8

千葉大学整形外科 脊椎グループ
助教 折田純久(H16卒)

来たる平成30年3月16日に米国フロリダより世界を牽引する脊椎外科医のおひとりであるDr. Richard Hynesがご来葉され,御講演を賜る予定ですのでお知らせします.

 

Dr. HynesはフロリダにあるBACK Center に所属され,現在日本で広く行われている低侵襲前方固定術であるOLIF(Oblique Lateral Interbody Fusion)法の創始者であるほか,後方スクリューの新たな方法である骨皮質軌道(CBT: Cortical Bone Trajectory)スクリューの考案者でもあり,世界で広くご活躍されています.

 

千葉大学からは2013年に大鳥教授と小職がフロリダに赴きDr. Hynesの直接のご指導のもとOLIFを導入,類似手法であるXLIFとともに本邦への前方側方固定術の先駆けとなりました.

また,昨今では2017年4月にL5/Sの低侵襲前方固定法であるOLIF51の研修のために渡米し,現在本邦での普及に向け千葉大学にて手技の確立・プロトコル作成を行っています.

講演会の詳細が決まりましたら改めてお知らせいたします.世界の第一人者の千葉での御講演というまたとない今回の機会に,関係各位の奮ってのご参加のほど何卒よろしくお願い申し上げます.