日本手外科学会 平成29年度学術研究プロジェクトに山崎厚郎先生が採択されました

更新日 2018.1.25

H22年卒
山崎 厚郎

 この度、一般社団法人 日本手外科学会における平成29年度学術研究プロジェクトにおいて「新鮮凍繕屍体を用いたばね指に対するA1pulleyストレッチの 機序解明と理学療法の確立」にて、研究助成を採択いただきましたのでご報告申し上げます。

 ばね指の新たな保存療法として「A1 pulleyストレッチ」の有効性が注目されております。臨床では定量的に評価し難いこのA1 pulleyの変化を、新鮮凍結屍体を用いて定量的に評価し、理学療法として確立することを目的として研究を進めております。採択いただいたご期待に応えるべくさらに精進して参りたいと存じます。

 CAL(Clinical Anatomy Lab)の理念に御理解頂き献体して頂きました千葉白菊会の方々、研究を指導いただいた國吉一樹先生、鈴木崇根先生、松浦佑介先生、日々臨床に基礎研究に支えていただき、同時に多大な刺激をもらっている手外科グループの大学院生を始め、多くの先生方にこの場をお借りし心よりお礼申し上げます。