2019年1月7日から1週間、タイのPhramongkutklao Army HospitalのWarat Tassanawipas教授が千葉大学整形外科教室を来訪されました。千葉大学付属病院、千葉メディカルセンター、聖隷佐倉市民病院において症例検討や手術見学を中心に参加されました。1／10にはChiba Spine Surgery Update 2019が開催され脊椎外傷に対するMISと骨粗鬆症性椎体骨折に対する予後予測について講演いただきました。

症例検討や若手の研究発表には脊椎以外の専門外の分野でも的を得たアドバイスや意見をされていたのが非常に印象的でした。また連日の移動や手術見学にも関わらず全く疲れを感じさせず大変エネルギーに溢れた先生でした。

タイでは保険制度や治療疾患の割合などの細かい違いはあるものの、手術の適応や内容は日本と似ているようでした。またタイも日本と同じように高齢化社会を迎えており、骨粗鬆症への対応を迫られている点も日本と共通しておりました。Warat先生をお迎えして我々もタイの文化や医療環境を知ることができて大変貴重な体験ができました。

最後にこの場をお借りしてWarat先生を歓待していただいた平山先生をはじめとする千葉メディカルセンターの先生方、小谷先生をはじめとする聖隷佐倉市民病院の先生方に深く感謝申し上げます。

Chiba Spine Surgery Update 2019にて