第2回 厚生労働省 平成30年度 慢性疼痛診療体制構築モデル事業 慢性疼痛診療研修会 in千葉を開催いたしました

更新日 2019.1.17

平成17年卒
稲毛 一秀

2019年1月13日(日)に認定NPO法人いたみ医学研究情報センターと千葉大学整形外科の共催にて第2回 厚生労働省 平成30年度 慢性疼痛診療体制構築モデル事業 慢性疼痛診療研修会in千葉を開催させていただきましたのでご報告させていただきます。

本会は、厚生労働省による慢性疼痛診療体制構築モデル事業の一環として行われたもので、同様の研修会はすでに全国で30回以上の開催実績がございます。千葉県での開催は今回が2回目でしたが、関連施設を含め多くの先生方およびコメディカルの皆様にご参加いただき誠にありがとうございました。研修会は、慢性疼痛の概念から薬物療法、運動療法、コミュニケーション法や社会的背景の評価など多様なテーマに関する内容を、各分野で第一線の先生方にご講演いただき、さらにそれぞれのテーマについてグループディスカッションを行うという形式でした。どの講演も日常診療に役立つ内容で、またグループディスカッションも大いに盛り上がりました。特に今回は、千葉大学医学部附属病院認知行動療法センター センター長 清水 栄司先生に認知行動療法について基礎から最新の知見までご講演いただきました。本会を通じて参加者の慢性疼痛診療レベルは、飛躍的に向上したと確信しております。今後も同様の会を開催する予定ですので、多くの皆様にご参加いただき千葉県全体の慢性疼痛診療レベル向上を目指してまいりたいと思います。

最後に、本会をサポートしていただきました認定NPO法人いたみ医学研究情報センター 三木健司先生、内藤理恵様、講師の先生方ならびにファシリテーターの皆様、運営にご協力いただきました大鳥精司先生、古矢丈雄先生、折田純久先生、牧聡先生、志賀康浩先生をはじめ大学脊椎グループの先生方に御礼申し上げます。