第8回 JASA(Japan association of Spine Surgeons with Ambitious) Best presenter award受賞記

更新日 2019.8.10

千葉大学 整形外科
牧 聡(H18年卒)

この度、201983日から4日にかけて慶應大学の渡辺航太准教授が当番世話人をされ新横浜プリンスホテルで行われた第8 JASA(Japan association of Spine Surgeons with Ambitious)に参加して参りました。本会は若手脊椎外科医のセミクローズドな研究会であり、質疑応答に多くの時間が割かれ、毎回熱いディスカッションが交わされています。

 

本会において発表した「人工知能を用いた脊髄硬膜内髄外腫瘍(神経鞘腫と髄膜腫)の鑑別」がBest presenter awardを受賞致しましたのでご報告させていただきます。

 

本研究は人口知能の手法を習得して一番初めに取り組んだテーマでありパイロット的に始めたのですが、思っていたよりもいい結果が出て(GoogleAIの民主化のおかげです)このような形で認められて大変嬉しく思っております。

今後はもう少し臨床的なニーズが高いテーマや機能的予後と絡めたテーマに挑戦して行きたいと思っております。

 

再来年の本会(来年はオリンピックイヤーのためお休み)は古矢丈雄先生が当番世話人として開催されることが決まっております.これからも若手脊椎外科医の活発な意見交流の場となるべく、本会の益々の発展を祈念しております.

 

最後に日頃よりご指導いただいております大鳥教授、古矢先生、本研究に協力いただいた放射線科の堀越先生、横田先生、プログラミングのアドバイスをいただいている工学部の須鎗先生、森先生にこの場をお借りして深く御礼申し上げます。