令和2年度JA共済交通事故医療研究助成に採択されました

更新日 2020.2.9

H25年卒
沖松 翔

この度、私の研究テーマである「AIによる頚髄損傷の予後予測」がJA共済交通事故医療研究助成(50万円)に採択されましたのでご報告申し上げます。

 

頚髄損傷の急性期においては脊髄ショックにより正確な機能予後予測は困難であります。頚髄損傷の予後に関する研究は、画像上の様々なパラメーターを定量的に計測し、予後予測因子を割り出すという手法でしたが、本研究はDeep learningを用いて予後を予測するという点で新規性があるものです。この研究にが新しい評価系になる可能性、またリハビリのゴール設定や今後の脊髄損傷治療薬開発における患者選択や効果判定が可能になることを期待しています。現在は関連病院の先生方にご協力頂きながら、症例を増やしているところです。

 

日頃自由なご指導いただいております大鳥教授、古矢先生、牧先生はじめ、関連病院の先生方に深く感謝致します。

今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。