Performing Arts Medicine Association (PAMA:国際PAM学会)のCertificateを取得しました

更新日 2020.7.29

手外科グループ・PAM担当・臨床研究開発推進センター
金塚彩(平成19年卒)

このたびPerforming Arts Medicine Association (PAMA: 国際PAM学会)のCertificate(http://www.artsmed.org/symposium/pre-conference-certificate-course)を取得いたしましたので、ご報告します。

 

本学会はPAM(パム)領域では最も著名な国際学会です。しかし今年はCOVID-19の影響により中止、それに伴いCertification CourseがOnline開催となったため、日本からWebで講義に参加し、最終日に試験を受けることで取得いたしました。現地に渡航できなかったことは残念ですが、国際学会へのWeb参加には、時間的経済的なメリットが十分あると思いました。しかも、わからない英単語は動画を止めて辞書を引けますし、英語が非母国語の人にとっては非常に助かる形式だと思います。

 

本Certificationは以下の3つのコースがあり、それぞれの専門性に適した内容の講義と試験が準備されています。

  • 医師コース
  • その他の医療者やアスレチックコーチのコース
  • アーティスト教育者コース

 

講義内容は、留学していたUniversity College London (UCL) での授業を凝縮したようなものでした。手外科領域の各論への言及がないのが残念でしたが、総論を学ぶには良いコースです。来年度はニューヨークで第39回PAMA国際学会が開催予定 (2021年6月24 – 27日)(http://www.artsmed.org/symposium)で、医学生向けの奨学金(Martin Brandfonbrener Scholarship)や、若手PAM研究者アワード(AGB Young Investigator Award)などもあるようです。

 

私のPAM外来はまだまだとても小さいですが、少しずつ経験を積みながら、また今回のように学会等に参加して最新の知識を学びながら頑張りたいと思います。「PAM外来で診てもらってよかった!」と言っていただけるように努力してまいりますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。