千葉大学整形外科

更新日:2016/06/06(Mon)

千葉スポーツドクターリレーコラム

第15回

身近なスポーツドクターを目指して

習志野第一病院 整形外科
杉岡 佳織
 平成13年入局し、現在、習志野第一病院勤務の杉岡佳織です。
 水泳ドクター会議に参加しており、以前はドーピング検査官や会場ドクターなどをしていました。現在は子育てに忙しく、残念ながら活動できていません。子育てが一段落したら、また活動出来ればと思っております。
 私がスポーツドクターを目指したのは、私自身が小学生の頃、水泳の選手をしていて、肘痛を経験したことがきっかけでした。オーバーユースによる、上腕三頭筋付着部炎だったのですが、当時のコーチにダメ選手扱いをされ、別のクラブに移籍し、理解あるコーチが無理な練習をしないように配慮してくれて、徐々に治りました。
 子どものスポーツ障害は、オーバーユースや、柔軟性低下が原因であることが多いです。しかし、「骨には異常なし。痛い間はスポーツ禁止」だけでは、選手も指導者も困ってしまいますので、何が原因で痛みを生じ、どう対処すればいいか、どの位の練習をしてもいいかということを説明し、スポーツ復帰を手助け出来ることを目標にしています。
 また、最近は、シニア世代の方のスポーツ障害も増えてきました。シニア世代の痛みは、ジュニアと違い、変形性関節症や変形性脊椎症、肩腱板損傷が原因となっていることもあります。
 ジュニアとは違い、無理をせずに続けられるように治療することを目標にしています。
 日常の診療で、個々の患者さんのニーズに合わせ、スポーツを楽しめるように手助けできるよう研鑽を積んでいきたいと思っております。


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