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名誉教授の独り言(189) 人間万事塞翁が馬

更新日 平成30年7月31日

 私は現在、すこしだけ医者をしていますが、その他の時間はほとんどスポーツクラブに行っています。今年の夏は異常に暑い日が続き、その中、サッカーのワールドカップ大会はロシア各地で行われました。
 その1ヶ月ぐらい前の6月3日に千葉大学医学部昭和42年卒の「ちよに会」のクラス会が開催されました。日本サッカー協会の田嶋幸三会長が当番幹事の龍野君の患者さんであり、それよりも田嶋会長の奥様が千葉大学医学部出身の女性のスポーツドクターいう事で講演依頼を断り切れず15分のミニレクチャーという事で「ワールドカップでチームジャパンはかく戦う」という話をかなり時間オーバー話してくれました。大変興味深いお話でした。
 いざワールドカップが始まるとその面白さに夜中までTVに釘付けになりました。結果として睡眠不足なりました。仕事は以前と同じようにやっていましたが、暑かったです。
 7月5日(木)に例によって先輩が木更津でやっている病院の整形外科外来を午前中こなしてから帰宅し、一休みしてから、暇だったので家から10分ぐらいのスポーツクラブへ行きました。車を駐車場に入れたのですが何かハンドルがふらふらしていて結果として車の左フェンダーを壁に擦ってしまいました。車をスポーツクラブの前に停車したら、スポーツクラブの仲間が何人か集まってきて、救急車を呼んで大学に行くことなってしまいました、その辺は良く覚えていませんが、CT,MRI とやってくれて1時間ぐらいで「何ら異状はありません。お帰り下さい」、となりました。
 症状としては一過性の小脳梗塞が起こった感じですが後遺症は全くありませんでした。どうしてこんなことが起こったのか?少し過労だったか?、熱中症の初発症状か?、夜中のワールドカップを見て寝不足だったか?、わかりませんでした。色々と原因は考えられますが、根幹は加齢的なものと考えました。その結果として「もう車の運転はしない」と決めました。今まで苦労に苦労を重ね、築いてきた栄光ある人生を棒に振るような晩節を汚すようなことはしたくないと思い決心しました。多くの人から「素早い素晴らしい決断だ」と褒められました。でも車無しの生活は不便です。ものすごく不便です。それなりに落ち込みました。でも車が無くても生きていけることは判りました。ただ、ゴルフに行きづらくなったので、夏の間はゴルフ中止としていますが、これからの事は改めて考えます。
 車の代わりにはなりませんが、京成バスが70歳以上の老人を対象に売出しているゴールドパスを求めました。半年で16500円で京成バス乗り放題です。私は主に小倉団地から千葉駅(片道380円)、と小倉台5丁目から都賀駅(片道220円)を使いますが、時には大学病院、青葉病院にも行きます。この1ヶ月で1万円位使いましたので、十分にペイするように思います。このゴールドパスを買って少し明るくなりました。そうこうしているうちにトヨタが左のフェンダーのへこんだ車を取りに来てくれました。車載車に積み込まれ出ていきましたが、その姿を見て、また落ち込みました。一瞬「また欲しくなるかもね。その時はもっとコンパクトな車かな。」とも思いました。
 いつまでも落ち込んではいられないので、今はせっせとスポーツクラブに通っています。毎日筋力訓練をしているせいでしょうか、ショートアイアイが前より飛ぶようになってしまいました。早く涼しい季節になることを願っています。