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名誉教授の独り言(195) ゴルフ好き

更新日 平成30年12月30日

 今回は先日受けた週刊誌の「ゴルフ好きシリーズ」について書きます。そもそも何でこんな取材が来たのか? 2年ぐらい前にゴルフ週刊誌に「ゴルフ仲良し4人組」のような企画で載った記事を見て来てくれたようです。私は横審委員長をしていた関係で大相撲の取材は多かったのですが、今度はゴルフか、と思いました。そこで「どんな練習をして上手くなったのですか?」と聞かれたので「ゴルフって上手くなるかどうかは遺伝子の問題だと思っています。ゴルフの上手な人は直ぐ上手くなります。シングルになる人の8割はゴルフを始めて半年以内だと聞いた事があります。私の知っている有名プロも少し練習しプロテスト受けたら受かってしまいました。一緒にプレイさせてもらった12月に彼は「こんなに寒い時はこたつに当たってミカンを食べながらテレビを見ている方が良い」と言っていました。それでも通算15勝したのですから遺伝子がゴルフ向きだったと思います。
 私のゴルフ歴では20年前とは言えベストスコアーは 38,37の 75、ホールインワン 2回などそれなりの成績でしたが今では「飛ばず、寄らず、入らず」で100前後です。ドライバーの飛距離は60歳前後には230ヤードぐらいでしたが、今は170ヤードぐらいです。従ってパー4での 2オンは無理ですし、パー5の 3オンも無理です。今は残りを50ヤードから100ヤード残すようにしています。ちょっと距離のあるショートはドライバーを使うことになってしまいました。アイアンも全盛期には120ヤードぐらいまでは 5ヤードキザミに考えて打っていました。今は全く距離が合わず多くはショートしてしまいます。多分心の中で飛ばなくなったという事を認めたくないのだと思います。更に寄せは以前に慢性硬膜下出血でだめだった時と似ているほど下手になってしまいました。パットは強さが全く合わなくなってしまいました。でも、多くはショートです。これも力が落ちたせいだと思います。意識して届かせるように打つと大きくオーバーになってしまい、次のパットが下りだと4パットになってしまいます。取材で「ゴルフの下手な人はどんな練習をしたら良いと思いますか」と聞かれたので、「ゴルフを始めて 1年以上経って100を切れないようだったら、何時ゴルフを辞めるか出来るだけ早く決断するることでは無いでしょうか」と答えたのですが、その部分はカットされました。
 ラウンド後半は腰部脊柱管狭窄性腰痛で辛くなってしまいます。その際は腰椎のストレッチングを繰り返して何とか凌ぐようにしています。カートで回るとそれほど苦痛ではありませんので 1月から新袖ではカートが入るようなので、そうすればもっと楽にラウンドできるのではないかと期待しています。
 結局、ゴルフをいつ辞めるか悩んでいます。認知症にはなっていないと思いますが、現在でも良く処方している薬の名前が出てこないこともあり、ゴルフを辞める時が医者を辞める時かなーと思っています。更にゴルフも医者も辞めたら何をしたら良いのか、これも悩みの種です。
 どうぞ良い新年をお迎え下さい。