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名誉教授の独り言(209) 経過良好

更新日 令和1年11月21日

 今回の怪我についてガールフレンドである内館牧子氏にメールしたら「整形外科専門医が階段から落ちて骨折なんてテレビドラマにもならない」と言われてしまいました。私としても「不覚にも・・・。」と思っていたので、返す言葉もありませんでした。術後は経過良好であり、後11日で左脚免荷も解除される予定です。1昨日大学受診で入浴許可が出たので、帰宅後に入浴したら、その後湯船が垢だらけでした。洗髪もして大変気持ち良かったです。実は1週間前にバイト病院で我慢が出来ず、看護師長さんに洗髪をしてもらったのですが、痒い所には手が届かず、プロの床屋さんは流石だと思い、それを師長さんに言ったら「来週再チャレンジさせて下さい」と言われてしまいましたが、これで今週は遠慮できるので良かったです。師長さんには仕事外の洗髪をしてもらったのに失礼なことを言ってしまい申し訳ございませんでした。

 78歳の名誉教授は大変我儘でショウもない患者でした。入院中にモニターは外すし、持続点滴を中止させるなどでどうしようもない患者でした。退院時に勤務室に寄り「お世話になりました。我儘な患者で済みませんでした」と言いましたら看護師さん全員で爆笑していました。どなたも「お大事に」とは言ってくれませんでした。

 昨日、息子が帰宅し診察してくれました。アキレス腱もしっかり付いていて、内果も大丈夫という事で、松葉杖歩行も診て貰ったら「大丈夫、後は転倒しないように」と言って貰い、その後は大変気が楽になりました。

 もう78歳で、このところ色々とありました。何度か自宅で夜間に転倒し、去年の暮れには上がりかまちで転倒し、その後、食欲不振、歩行障害が出て、精査の結果、慢性硬膜下血腫が判明し、今年の3月4日に開頭手術を受け全治しました。老化現象か認知症の始まりなのか判りませんが、それやこれや、外傷性のものだけではなく、内科的なことも含め、気を付けなければならないと思っています。