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平成29年度 慢性疼痛診療体制構築モデル事業 連携大学合同慢性疼痛診療研修会参加記

更新日 2017.10.30

成田赤十字病院整形外科
穂積崇史(H25年卒)

平成29年10月29日に、東京都の御茶ノ水トライエッジカンファレンスにて開催されました、慢性疼痛診療体制構築モデル事業 連携大学合同慢性疼痛診療研修会に参加致しましたので、ご報告致します。

本会は厚生労働省による「慢性疼痛診療体制構築モデル事業」の一環として、NPO法人いたみ医学研究情報センター主催、同法人理事長でいらっしゃる三木健司先生を総合司会として開催されました。

参加者は麻酔科、ペインクリニック、整形外科など様々な専門を有する医師をはじめ、看護師、薬剤師、作業・理学療法士、臨床心理士、鍼灸師、医療コーディネーターなど多職種にわたり、慢性疼痛の概念から薬物療法、運動療法、コミュニケーション法や社会的背景の評価など多様なテーマに関する講義を受け、グループディスカッションを行いながら、慢性疼痛診療に関する知識や知見を共有致しました。

当医局からは折田純久先生(H16年卒)が「腰痛のRed flagsの評価」のテーマで講演され、急性期・慢性期の腰痛診療に関して学びました。また鈴木都先生(平成16年卒)と私は、グループディスカッションを取りまとめるファシリテーターとして参加致しました。私の班にはご経験の豊富な先生方が多数参加されており、各テーマで活発な議論がなされ、会を通して様々なことを教えて頂くことができました。

慢性疼痛は器質的要因に加え心理社会的な要因が関与するため、解決には多方面、多職種によるアプローチが必要となります。本会は慢性疼痛に関して広く学ぶことができ、自身の引き出しを増やすことのできる貴重な会であると感じました。

至らぬ点も多々ございましたが、このような貴重な機会を下さいました三木健司先生、井関雅子先生、大鳥精司教授、折田純久先生、鈴木都先生、稲毛一秀先生にこの場をお借りして厚く御礼申し上げます。