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第27回日本脊椎インストゥルメンテーション学会参加記

更新日 2018.10.14

脊椎グループ 平成23年卒
榎本 圭吾

この度、92829日に東京日本橋タワー内のベルサール東京日本橋で開催されました、第27回日本脊椎インストゥルメンテーション学会に参加させていただきましたのでご報告させていただきます。

 

本学会は発足より20年を数える脊椎・脊髄領域における日本有数の学会であります。例年、千葉大学脊椎グループ同門より多くの先生方がご参加およびご発表されております。本年度も、大学からは大鳥精司先生、古矢丈雄先生、折田純久先生、稲毛一秀先生、牧聡先生、志賀康浩先生をはじめとする脊椎グループの先生方、また入局1年目であるフレッシュマンの俊徳保先生、林伸晃先生、中嶋啓文先生、賀鵬先生など19名が参加いたしました。

 

本学会で特記すべきことは、全国の大学の中で採択演題数が一番だったことです。また、フレッシュマンの賀鵬先生は入局間もないにもかかわらず主題での口演発表を行いました。千葉大学脊椎グループの勢い・教育指導力の充実を感じました。さらに君津中央病院 整形外科 脊椎外科部長 藤由崇之先生が第27回日本脊椎インストゥルメンテーション学会 鈴木信正ベストペーパー賞を受賞されました。

 

今学会のテーマは「百折不撓」であり、合併症のセッションは盛況で700席の会場で立ち見が必要なほどでした。中には合併症に関す衝撃的な映像のある発表もあり、脊椎手術の難しさを再確認し、先の道の長さに気が遠くなる思いでしたが、自分も百折不撓の精神で続けて行こうと心を入れ替えた次第です。

 

最後に、このような機会を与えていくださいました、大鳥精司教授をはじめ脊椎グループの皆様に感謝申し上げます。

フレッシュマンの声

平成28年卒 

林  伸晃

 

2018928日~29日に東京都中央区日本橋のベルサール東京日本橋におきまして、第27回日本脊椎インストゥルメンテーション学会が開催されました。この場をお借りしまして、学会参加報告をさせて頂きます。

 

セッションは講演、シンポジウム、パネルディスカッション、一般口演、ポスターなど様々な形式で構成され、ACR、人工椎間板等の最新技術や、手術の合併症、手術時のピットフォールが大変充実した内容でした。

 

私も手術の合併症に関する口演を無事発表させていただきました。事前準備から何度も丁寧な御指導をしてくださった志賀先生には大変感謝しております。また、実際に会場に足を運んでくださった、大鳥先生、折田先生、諸先輩の先生方のおかげで自信を持って発表することが出来ました。誠にありがとうございます。

他にも同期では俊先生、中嶋先生、賀先生も大変優秀な発表をしており、刺激を受けることが出来ました。

 

学会参加を通して、脊椎の最先端の話を聞く機会に恵まれ、非常に刺激的な2日間でした。

今後とも同門の先生方のご指導、ご鞭撻を賜りながら研究、臨床に励んで参りたいと思います。

 

最後に日常業務があるにも関わらず、快く送り出してくださった船橋市立医療センターの先生方に深く御礼申し上げます。