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第63回日本リウマチ学会総会・学術集会 参加記

更新日 2019.4.20

平成24年卒
矢野 斉

 2019年4月15〜17日、国立京都国際会館で開催された第63回日本リウマチ学会総会・学術集会に参加して参りましたので、ご報告させていただきます。

 春日和の京都、街は多くの外国人観光客で賑わいをみせていました。桜舞う古都京都に、春風が心地よい季節を感じました。

 私は本学会へは今回が初めての参加でしたが、その規模の大きさと盛り上がりには大変驚かされました。参加者は内科の先生方が中心で、次いで整形外科という印象でしたが、皮膚科や小児科の先生方も多数演題発表をされておりました。熱い議論をかわす先生方の姿を拝見し、リウマチ治療が今後も進歩し続けていくことを確信いたしました。

 学会2日目の夜には同門懇親会が行われました。リウマチグループの先生方を中心にご参加いただき、おばんざいとお酒を堪能しながら、諸先輩方から貴重なお話を伺うことができました。

 なお、今回のリウマチ学会では厚生労働省に出向中の阿部幸喜先生による国際疾病分類(ICD-11)改定に伴う取り組みや今後の適用についての教育研修講演がありました。WHOや国内の関連する学会とのやりとり、東洋医学への関わりなど非常に興味深い内容の講演を拝聴することができました。

 最後になりますが、このような貴重な機会を与えてくださった大鳥精司教授ならびに教官の先生方、留守中ご迷惑をおかけした大学院生の皆様、フレッシュマンの先生方、病棟スタッフの方々に、この場をお借りして深く感謝申し上げます。