ベルサール東京日本橋にて慶應義塾大学医学部整形外科学教室との合同研究会が行われました。当院からは感染症や骨折の病態解析など、実臨床での疑問点に着目した発表が多く見られたのが印象的でした。一方で慶應義塾大学からは遺伝子解析やがん診断開発など先進的なテーマが多く、刺激を受ける内容ばかりでした。

両大学の名誉教授でいらっしゃる高橋先生、戸山先生からも特別講演で若手整形外科医に向けてのメッセージをいただきました。これまでの両大学医学部整形外科教室の背景から伺い、現在まで続いている歴史的な重さ、教室規模の大きさに深く感銘を受けております。

両大学からの参加者は総勢100名を超え、講演後の意見交換会も盛況でした。日本の医療水準の引き上げに最も重要なことは大学ごとの垣根がなくなること、と感じる素晴らしい会となりました。

今後、臨床のみならず研究、教育に精進すべく身の引き締まる思いです。

このような会を開いてくださった先生方、およびご講演いただいた先生方に深謝致します。