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第20回欧州整形外科学会(The 20th European Federation of National Associations of Orthopaedics and Traumatology in Lisbon) 学会参加記

更新日 2019.6.11

平成24年卒
神野 敬士朗

 2019年6月5日~6月9日までポルトガルのリスボンで開催されました第20回欧州整形外科学会(The 20th European Federation of National Associations of Orthopaedics and Traumatology in Lisbon)に参加しましたので御報告させていただきます。

 EFORTは毎年各国から多岐にわたる分野で3000演題以上が応募されるヨーロッパ全体の整形外科学会であり、今回はポルトガルのリスボンにあるCentro de Congressins de Lisboaにて行われました 。今回、私は昨年度勤務していた国立千葉医療センターでの臨床研究の内容をポスター発表いたしました。またご指導いただいた同センターの阿部功先生もポスターでの発表を行い、同門からは松戸整形外科の神川先生、さんむ医療センターの大前先生もそれぞれポスター発表をされており、現地での行動をご一緒させていただきました。それ以外にも船橋整形外科の白土先生、東先生をはじめ多くの先生方とお会いすることができました。

学会では股関節領域では欧州で開発され、広く使用されつつあるステムの成績や、欧州各国でのレジストリーを用いたビッグデータの解析に関する演題が多く参加者の興味を集めている印象でした。また全体として日本をはじめアジアからの演題も多く、海外からの注目度の高さを感じました。懇親会では他大学、他施設の先生方とポルトガルワインを飲みながら交流を深めました。

個人的には初めての国際学会での発表でしたが、同行していただいた先生方のご支援もあり、大変充実した学会となりました。今後も国際学会で演題採択されるよう努力していきたいと思います。

 最後になりますが今回このような機会を与えてくださった国立千葉医療センターの阿部功先生、同行していただいた神川康也先生、大前隆則先生、また日ごろよりご指導いただいております中村先生、萩原先生をはじめ、留守中多大なご迷惑とご協力をお願いした大学院生先生方、フレッシュマンの先生方に感謝申し上げます。

  • 学会場にて