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第52回日本整形外科学会 骨・軟部腫瘍学術集会参加記

更新日 2019.7.14

千葉県がんセンター 平成24年卒
木下 英幸

 2019年7月11日から12日にかけて第52回日本整形外科学会 骨・軟部腫瘍学術集会が川越にて開催され、千葉県がんセンターおよび千葉大学整形外科同門の先生方が参加されましたのでご報告させていただきます。

 

 今回の学術集会では海外からの招待講演も多数あり、英語のプレゼンテーションの重要性を痛感させられる場面が多々ありました。また今回はオーラル発表においても発表時間が3分と短く、短時間にエッセンスを凝縮することの難しさを拝聴しながら実感しました。ポスター発表では他大学や他施設の臨床および基礎研究の演題が多数あり、今後の研究の参考になる実りある2日間となりました。

 

 7月11日の夜には全員懇親会が催され、次回開催される第53回日本整形外科学会 骨・軟部腫瘍学術集会の会長である千葉県がんセンター副病院長の石井猛先生が乾杯の挨拶をされました。全員懇親会の後は、川越の街中にて千葉大学の同門の先生方による懇親会が開かれ、骨軟部腫瘍症例の話から他愛のない話まで、心ゆくまで歓談し、川越の夜を満喫しました。7月12日の早朝からは恒例のご当地ランニングを小雨の中決行し、小江戸と言われる川越の街並みを堪能しました。

 

 上記の通り、2020年7月16日から17日にかけて札幌において第53回日本整形外科学会 骨・軟部腫瘍学術集会が千葉県がんセンター主催にて開催されます。そこで同門の先生方にお願いがございます。日常診療がお忙しくまた遠方とは存じますが、可能でしたら演題登録およびご参加のほど、千葉県がんセンター整形外科一同よりお願い申し上げます。

 

 

 

参加者の声

  大山秀平(平成29年卒)

 

 令和元年7月11・12日に埼玉県川越市、ウェスタ川越で開催されました第52回日本整形外科学会骨・軟部腫瘍学術集会に参加させていただきましたのでご報告致します。

 

 整形外科医として初めての学会参加となりました。同行させていただいた千葉県がんセンターの先生方を含む活発な議論に圧倒されるとともに、恥ずかしながら不勉強な分野ではありましたが教育研修講演や文化公演など骨・軟部腫瘍を入り口とした様々な講演があり新入局員としての参加でも得るものが大変大きい、貴重な機会となりました。

 

 11日終了後には千葉県がんセンター主催の宴会にも参加させていただき、他施設の腫瘍医の方々とも交流でき、熱い想いに触れることができました。改めましてこのような機会を与えてくださいました千葉県がんセンター、千葉大学大学院医学研究院整形外科学のスタッフの皆様に心から感謝申し上げます。

  • 写真1. 石井猛先生の乾杯の挨拶
  • 写真2. 同門懇親会の集合写真
  • 写真3. 川越の街並み