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研修医・医学生

千葉大学整形外科での後期研修 [新専門医制度対応版]

更新日 2017.7.7

 

1. 千葉大学整形外科での後期研修について 

超高齢社会を迎え、ADLのみならずQOLの益々の向上が求められる昨今では整形外科医のニーズは極めて高く、千葉大学整形外科では次世代を担う若い先生方が経験を積み活躍する場が多く設けられています。当教室では開講以来60年の歴史の中で確立された最先端治療の継承を行いながら、将来的に骨折や脊髄損傷などを注射一本で治したり、患者さんに負担を与えることなく痛みを画像化するなどを目指した最先端医療に関わる基礎研究にも積極的に挑戦しています。さらに昨今重要性を増しているプライマリケアの研修にも力を注いでいます。また、女性医師にとっては特に家庭や育児との両立も課題となりますが、女性医師の入局者も多い当教室では出産・育児に対してもフレキシブルに対応しています。
現在、7カ国10以上の海外研究所・大学と提携しており、大学院生の海外留学・研修も可能です。研修以外にも、スキー旅行、医局旅行、宴会などを定期的に行い、教室の和を重視しております。いい仕事をするためにはまず第一に我々自身が楽しんで日々臨床・研究生活を送らねばなりません。したがって当教室の業績は教室員の和の賜物とも言えましょう。手術や最先端医療、スポーツイベント、そしてもちろん宴会を垣間見たい方はいつでも見学にお越し下さい。

 

2. 当科の専門研修の特徴と新専門医制度への対応

 千葉大学整形外科では、オールラウンドな実力と他を寄せ付けない専門性を併せ持つ整形外科医を育成する、充実した卒後研修コースを用意しています。
 臨床研修を終え、新たな世界で存分に経験を積む楽しさを皆で味わい、進路や研修における不安は皆で共有して解消していきましょう。以下に示すのはモデルケースであり、各先生のご希望による内容や期間の設定・変更にも随時応じていきます。 50の関連研修病院と連携し、臨床・基礎研究ともに世界の最先端に位置しており、世界に通用する医師を育成することを心がけています。また、プライマリケアとしての診察手技、画像診断、検査、手術、リハビリテーションの手技等の段階的指導も行っております。個々の患者様に合わせたテーラーメイド医療、最低侵襲手術など、現在のニーズに対応した研修が可能です。

 

3. 研修分野について

当科の専門研修は,整形外科の全分野を網羅しています.

 

脊椎

 対象疾患は全脊椎疾患全般であり、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、脊髄症、側弯症、脊髄腫瘍等であります。内視鏡、顕微鏡を使用した最先端の手術治療を行っております。本邦における脊椎外科のメッカとして、今後も世界のトップであるために日夜努力しております。

 

膝・股関節

 変形性関節症、関節リウマチ、スポーツ外傷等、関節外科全般を扱っております。
関節鏡手術、人工関節、また半月板損傷や、靱帯損傷に対しては、内視鏡治療を行っております。軟骨再生医療は、臨床化され好成績を上げております。日本内外を問わず、有名スポーツ選手の治療も数多く手がけています。数多くの有名スポーツドクターを輩出しております。
 
上肢・手・足の外科
 それぞれの専門領域における先端的診療を行っております。全ての関節に内視鏡手術を手がけています。最近最も伸び盛りの分野であり、今後の飛躍が期待されます。
 
腫瘍・小児疾患
 関連病院である千葉県がんセンター、こども病院での研修1年となります。救急医療も同様に救急医療センターにて1年の研修となります。麻酔科研修はほとんどの教室員が受けており、全身管理の習得が出来ます。研修中に全員が日本整形外科専門医を取得し、その後各種専門指導医の資格を得ています。
 
基礎研究
 教官の指導のもと、大学院生が主導で行っています。幹細胞を用いた関節軟骨、骨、脊髄の再生医療、腰痛発症のメカニズムや除痛への分子生物的研究、人工関節に対してのロボッテックサージェリーの研究を世界的レベルで行っています。教室員による海外学会発表は年間100を超えており、数多くの学術論文執筆も行っています。海外へは毎年、約3分の1の5から10人の医局員が留学を行い最新の知見を学んでいます。
また、最近では医学部カリキュラムの一環として医学部生による基礎研究も積極的に受け入れており、日本整形外科基礎学会、国際学会などで発表を行い、査読付英語論文の執筆指導も行われています。
 
4. 入局者の出身大学

 600名ちかい同門医師を擁する千葉大学整形外科には他大学出身者も多く(下表・平成29年4月現在)、研修先・内容の出身大学による違いは一切ありません。
 「千葉大学」整形外科ですので,千葉大学出身者の割合は57.3%となっております(図1)が,図2のように平成16年より施行された卒後初期臨床研修制度修了者の入局の割合は他大出身者の割合が増加しており、千葉大出身者のみならず他大出身者が当教室の専門研修の質を重視して入局している様子がわかります。これら新規入局者はほぼ全員が事前に見学して自らの進路を決めた先生方です。
 このように多くの先輩方が様々な地域から入局していますので、入局にあたり出身大学による影響は全くありません。

地域 出身大学人数 地域 出身大学人数
北海道10北大医3 北陸36金沢大医10
  札医大1   金沢医大1
  旭川医大6   新潟大医8
       富山医薬大・富山大医12
東北31岩手医大1   福井医大・福井大医5
  弘前大医5     
  山形大医14 近畿14関西医大1
  秋田大医4   京府医大1
  東北大医1   近大医2
  福島県立医大6   大阪医大1
       三重大医3
関東436群大医8   滋賀医大2
  信大医11   岐阜大医1
  山梨医大・山梨大医13   和歌山県医2
  防衛医大1   奈良医大1
  筑波大医5     
  獨協医大4 中国11島根医大2
  埼玉医大6   岡山大医4
  慶応大医1   川崎医大2
  順天堂大医3   広島大医3
  慈恵医大2     
  日大医5 四国11徳島大医3
  東邦大医8   高知医大・高知大医3
  日医大6   香川医大・香川大医3
  東女医大2   愛媛大医2
  東京医大7     
  帝京大医2 九州・沖縄19宮崎医大・宮崎大医7
  昭和大医6   長大医2
  杏林大医1   鹿児島大医2
  聖マリ医大3   琉球大医7
  東海大医2   福岡大1
  北里大医5     
  東医歯大医1 海外4中国大医2
  千葉大医334   台北学院医1
       延世大医1
東海11藤田保衛大医3     
  浜松医大5 合計 583 
  名市大医3