Research

研究

難治性疼痛及び慢性疼痛に対する学際的治療の多面的評価

更新日 2019.1.4

痛みセンターを受診している患者さんへ

 

当科では,下記の研究(代表研究機関 愛知医科大学病院)に参加しています。この研究は,代表研究機関である愛知医科大学および千葉大学医学部倫理委員会において,ヘルシンキ宣言の趣旨に添い,人を対象とする医学系研究に関する倫理指針,ヒトゲノム・遺伝子解析研究に関する倫理指針等を遵守し,医の倫理に基づいて実施されることが審査され認められた研究です。

今回の研究は,対象となる患者さん一人ずつから直接同意を得て行う研究ではなく,研究内容の情報を公開し,研究対象者となることを拒否できる機会を与えることが求められているものです。もし,この研究に関するお問い合わせなどありましたら,以下の「問い合わせ先」までご連絡ください。

研究課題名

難治性疼痛及び慢性疼痛に対する学際的治療の多面的評価

代表研究機関名

愛知医科大学病院

代表研究機関の長

病院長  羽生田 正行

代表担当科等

学際的痛みセンター

代表研究責任者

 

(職名)教授 (氏名)牛田享宏

 

試料・情報を利用

する学外の研究機関

名・研究責任者名

共同研究施設は下記のホームページに記載します。

厚生労働科学研究費補助金 慢性の痛み対策ホームページ

(http://www.paincenter.jp)

研究の意義・目的

日本における慢性痛及び難治性疼痛に対する集学的治療の有効性と必要性を明らかにするために、現在、集学的医療を行っている18施設と協力して、難治性疼痛及び慢性疼痛に対する介入効果を多面的に定量化することを目的としています。

対象となる患者さん

平成24年6月1日以降に集学的医療を実践している千葉大学及び共同研究施設の疼痛外来を受診した新患患者さん

研究の方法

従来の臨床診療に用いられている疼痛、健康関連QOL、抑うつ、ADL、その他に関する問診について、初診時及び初診3ヵ月後、6ヵ月後、12ヶ月後に施行された結果を後ろ向きに比較検討します。なお、問診票への記載を拒否した患者さんは除外します。

 問診項目(総回答所要時間 15分程度)は、痛みのつよさの評価として簡易疼痛調査用紙(brief pain inventory :BPI)(回答所要時間 3分程度)、痛みと活動性に関する評価として疼痛生活障害評価尺度(Pain Disability Assessment Scale: PDAS) (回答所要時間 3分程度)、心理的ストレス評価尺度として Hospital Anxiety and Depression Scale: HADS(日本語版) (回答所要時間 3分程度)、痛みの影響に関する評価として痛み破局化尺度(Pain Catastrophizing Scale: PCS 日本語版) (回答所要時間 3分程度)、健康関連QOLの指標としてEuroQol-5D(EQ-5D)日本語版等(回答所要時間 3分程度)を用います。これらの質問紙の回答をもって本研究への参加同意とみなすため、何かご不明な点がございましたら提出前に主治医までご相談ください。各施設で取得したデータは匿名化の後に、愛知医科大学学際的痛みセンターに集約して分析を行います。なお、研究方法に関する資料は慢性の痛み対策ホームページで閲覧できます。

研究期間

倫理審査承認日 ~ 2018年3月31日

研究に用いる試料・

情報

情報:痛みセンター共通問診記録

外部への試料・情報

の提供

外部提供先:愛知医科大学学際的痛みセンター

提供方法:電子ファイルをメールもしくは電子媒体にて提供する。

 

試料・情報の利用

又は提供を希望

しない場合

 本研究への試料・情報の利用又は提供を希望しない方は,下記問い合わせ先まで申し出てください。ただし,試料・情報が個人を識別できる場合のみ対応可能です。

問い合わせ先

愛知医科大学

医学部学際的痛みセンター

担当者:(職名)教授 (氏名)牛田享宏

〒480-1195 愛知県長久手市岩作雁又1番地1

電話0561-62-3311(内線12042)