この度、「骨質と骨形態に着目した新たな大腿骨近位部骨折のリスク評価モデルの開発」という研究テーマで猪之鼻奨学会研究助成に採択されましたのでご報告いたします。

超高齢社会にある我が国において、大腿骨近位部骨折の予防は喫緊の課題であります。こちらの研究は松浦先生、鈴木崇根先生のご指導のもとグループで取り組んできた有限要素解析と力学試験を発展させたものであります。臨床に即した転倒モデルを検討することによりさらに妥当性の高い検討を行い、現場にフィードバックできる研究内容になるよう精進して参ります。

今まで研究にご協力いただいた白菊会の皆様、研究を継続してくれた輪湖先生、三浦先生、菅野先生にもこの場を借りて御礼申し上げます。

今後ともご指導のほどよろしくお願いいたします。