日本損害保険教会 交通事故医療研究助成採択のご報告

更新日 2020.8.9

平成18年卒
萩原茂生

この度、「有限要素解析を用いた高齢者における股関節周囲脆弱性骨折のリスク評価と治療方法の検討」という研究テーマで日本損害保険教会交通事故医療研究助成に採択されましたのでご報告いたします。

 

近年高齢化に伴って交通事故による外傷においても、高齢者の骨脆弱性を背景とした骨折が増加しております。治療方法の選択や、確実で強固な骨接合を行う際に頭を悩ませる症例に遭遇することも増えております。

こちらの研究は松浦先生、鈴木崇根先生のご指導のもとグループで取り組んできた有限要素解析と力学試験を発展させたものであります。有限要素法を用いて骨折の転位方向やより強固な骨接合方法について新たな知見が得られればと考えております。

今まで研究を継続してくれた輪湖先生、三浦先生、菅野先生にもこの場を借りて御礼申し上げます。

今まで研究にご協力いただいた白菊会の皆様、研究を継続してくれた輪湖先生、三浦先生、菅野先生にもこの場を借りて御礼申し上げます。

今後ともご指導のほどよろしくお願いいたします。