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第28回 ユニバーシアード2017台湾大会に出場して -貞升 彩

更新日 2017.9.7

平成22年卒
貞升 彩

  大学生のオリンピックとも呼ばれるユニバーシアードは2年に1回世界各国で開催される国際大会です。

 今年は台湾で開催され、前回の2015年韓国光州大会に続き、女子サッカーの帯同で8月14日から29日まで参加してきました。

 千葉大学整形外科同門からは他に、沼津市立病院の向山俊輔先生が男子・女子バレーボール帯同で参加しております。

 大学生のオリンピックと呼ばれるように、体操、水泳、陸上などメジャー競技の他に、アーチェリー、太極拳、ビリヤードなど様々な種目が行われ、選手村の中で世界各国の選手とスタッフが共に生活をします。

 今大会は水泳界のエース、萩野選手や瀬戸選手、つい先日行われた世界陸上のリレー種目でメダルを獲得した多田選手も参加しており、メダル獲得数は過去最多となりました。

 女子サッカーはグループリーグで1-3と敗戦を喫したブラジルを決勝で再度迎え撃ち、粘り強い守備で何とか延長戦までもつれ込みましたが、延長の後半で失点し準優勝で大会を終えました。大きなけがや病気もなく、帰国できました。

 向山先生はバレーボール男子・女子両方の帯同であり、試合会場をタクシーで行き来しながら、忙しい毎日を過ごされたと聞いております。バレーボールも男女ともにメダルを獲得しました。

 バレーボールとサッカーで練習時間やトレーニング時間が異なるため、選手村の中で向山先生と会う機会も多くはありませんでしたが、千葉大学整形外科同門の先生が他にいるというだけでだいぶ心強い気持ちになれました。これからも国際大会の場で多種目で、同門からスポーツドクターという立ち位置で活躍する先生が増え、今まで以上に競技間でも情報共有ができるようになるとメディカルの面からサポートする糧になると思います。

 大会期間中、長期間診療を中断し、大会帯同をする機会をくださいましたスポーツグループの先生方はじめ、他のグループの先生方、スタッフの皆様に感謝いたします。本当にありがとうございます。