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タイ・バンコクでの基調講演のご報告

更新日 2019.4.7

千葉大学 整形外科
大鳥精司(平成6年卒)

3泊4日の日程にてタイ・バンコクでの記念講演会にて基調講演をして参りましたのでご報告申し上げます.

 

現在プロスタグランディンE1錠製剤の腰部脊柱管狭窄症への適応は韓国と日本のみでありました.本年度よりタイでも適応となり,そのための記念講演会にProf.Warat Tassanawipasのご配慮によりお招きいただきました.当日は100名近くの整形外科・脳外科医師が参加していただきました.私の講演の内容はLumbar spinal stenosis (with / without spondylolisthesis): Patho-mechanism, Diagnosis, and Treatment optionsであり,1時間ほど,世界的なレビューや自験例をお話させて頂きました.大変貴重な経験となりました.

 

同時に世界的な寺院の観光や,本場のタイ料理を堪能させていただきました.タイは台湾と同様,大変な親日国であります.彼らのホスピタリティには心より感謝する次第であります.一方で,物価はほぼ日本と同じくらいになっており,車をはじめあらゆる局面に日本,欧米の文化が浸透しておりました.医学のレベルも日本と差の無いレベルであり,我々が,今後もアジアのリーダーシップを保ち
続けるには,一層の努力が必要であることを痛感しました.

 

最後になりますが本渡航でお世話になりました,タイmeiji,小野薬品の皆様方,留守をお任せいたしました大学の医局先生方には心より御礼申し上げます