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名誉教授の独り言(208) 不覚にも足関節を負傷

更新日 令和1年11月12日

 大変ご無沙汰いたしておりすみません。10月末に日本整形外科学会でシンポジストとして講演し、その準備やら疲れを取ったりで「独り言」を長く休ませて頂きました。

 

 実は10日ほど前に、その日は大変疲れてしまい夕方7時ごろにマイスリーを飲んでからメールをしなければならない人がいることを思い出し、メールが終わった後に、2階に行って寝ようとして階段を上っていて足を踏み外し転落してしまいました。翌日、左足関節がものすごく腫れてしまい痛くて、近医で診て貰ったら内果骨折との診断で、手術をした方が良いが保存的にも加療可能との診断で、保存的治療を希望しました。ギプスシーネをしてもらい帰宅、2日ほどしたら腫れも少なくなりましたが、そこでよく診たらアキレス腱が断裂しているのではないかとの疑いが出てきました。そこへかつてのお弟子さん2人がお見舞に来てくれたので2人にも診察してもらったらアキレス腱断裂の可能性が高いという診断で、翌日MRIをしてくれるとこお約束を頂きました。翌日のMRIでアキレス腱はやはり切れており、「じゃー手術してくれるか?」と聞きましたら「先生の手術は大学のお仕事です。紹介状を書きます」との事で、午後に大学を受診したら即特別室に入院。主治医から「治療は保存的、手術のどちらを希望しますか?」と聞かれたので即座に「手術」と答えました。折角こんなケガを負ったのだからこれを何か良い方に捉えられないかと考えた結果です。受傷から大学に入院するまで3日間今回の元凶であるマイスリーを辞められたので、これも良い点だと思いました。入院中・退院後もマイスリーは辞められませんが、服用を夜10時以降にすることが出来たので、これでも良いかと思っています。保存的に治療した内果は少し骨折部が空いていましたが、手術をしてもらえばより完璧に治るだろうとも考えました。アキレス腱断裂も78歳の老人の線維芽細胞は若い人ほど活動的ではないと思うので手術の方がより確実に治るだろうとも考えました。今回は家内に全面的にお世話になっていますが、将来的には攻守逆転する日も来て私が介護に回る日も来るかもしれないので今回は出来るだけ完壁に近い形で治してもらおうと考えました、それやこれやで手術になりました。

 翌日朝から希望して全身麻酔で手術。内果骨折をスクリュ―固定(完璧な整復固定でした)、アキレス腱縫合(がっちり縫合してもらいました)、膝下のギプス固定で目が覚めました。受傷した左脚に体重をかけてはダメとの事で車椅子か両松葉杖での移動を命じられました。78歳の老人のみじめな姿です。病室ではいろいろと我儘を言い、看護師の方々にご迷惑をお掛けしました。術後に主治医と相談した退院日の1日前に退院の許可を頂き、家に帰ってきました。玄関から家の中に入る段差が大変でした。でも家は良いです。入院中に感じた虚無感がありません。狭い家の中は車椅子移動で十分に用が足ります。

 

 昨日、中学時代の同級生5人で年に2~3回やっている昼食会の連絡が入ったので、「今回は左足首を痛めてしまったので欠席」と連絡したら、ひと騒ぎになったようで、その会は延期となりました。

 

 今は日々体調が回復しているのを感じます。神様が少し休めと命じているように思います。2~3日後には富津迄行って非常勤医師を勤めるつもりです(送り迎えをしてくれるという事なので)。後1ヶ月もすれば不自由なく生活できるのではないかと思っています。そうしたらまた復活します。